Vol.02(後編)×西田まこと氏&石渡豊氏

写真:西田氏
武井:
外に目をむけると北朝鮮の問題、また安倍総理に代わったことについてはどうお考えをお持ちですか?
西田 :
自分の考えを述べますと、拉致の問題にしてもミサイルの問題にしても国民の安全を国が確保していかなくてはならない、それがまず大前提にありますね。特にミサイルの問題は急であり、いろんな圧力のかかっていることですよね。その理由の1つには日本は核や軍を持たないといった理念、つまりアメリカとの安全保障条約をもとで成り立っているという道を選んできたことにあるんですよ。ですから、日本はミサイルが飛んできてもはっきり言って自分たちで対処できない、アメリカに守ってもらっているというのは現実ですよね。それに対し、核を持てばいいとかいくつか議論は出ていますが、そういった解決方法ではないと思うんですね。我々党としても、日中の首脳会談をすべきだということをずっと言い続けてきたので、真っ先に中国へ行った安倍総理の決断はよかったと思いますね。あの決断がなければ、これほどまでに中国が態度を方針転換するということはなかったのではないだろうか。核を持たないという中でコミュニケーションを図る、そしていろんな共通の利害を共有していくことができてきて、そしてそういったことをしていくタイミングの良さからしても安倍総理の運の強さを感じましたね。結局、中国と北朝鮮は同盟であるわけですし、今まさに北朝鮮の問題をもとに日本と中国の関係がスムーズになり、お互い理解していくことが大切だと考えられますね。
武井:
そうですね。僕も一国民としてニュースを見ながら勝手に思うことがあったりしますが、こうやって実際になまの先生方の意見を聞けることはすごく大事だなと思います。
西田:
今日話していく中に、教育問題や北朝鮮問題がでましたが、個人事業主としてこの問題も是非聞いていきたいと思うのですが、先ほど話していた教育問題が今ある中で育ってきて、またその人たちが社会に出た時の状況としてどういうお考えを持っていらっしゃいますか?
写真:武井氏
西田:
まず、私の選挙区でもある埼玉県がどういう経済かと言うと“ベットタウン”なんです。要するに「寝るところに働く場所がない」ということなんです。地域に根差した中小企業をいかに育てるか、いかに地域に雇用が生まれるかということが大事だと思うのです。そういう上で、どう人材を育てるかということにもなってくるでしょうね。今日本という国自体も、国際競争の中におかざるをえない。まあ、仕事にしても競争という中に身をおく、そういった中で、いかに勝つか。また、この分野では絶対負けないというものを持つのも大事ですし、誰かが何かをしてくれると思うのではなく、自分を磨いていき努力しなければならないと思います。それでも努力できない状況におかれるといった場合、そこはまさに政治がセーフティーネットを張ってあげるということが大事ではないでしょうか。それと今戦略として、賃金を下げて国際競争に向かうというのではなく、高い賃金でなおかつそれに見合う人達を育てる事ではないでしょうか。即戦力というのも大事だが、それだけではなく会社が教育することで、全体の付加価値が高まり会社も社員も幸せになれるという一番いい循環になると思います。
武井:
僕もそう思いますね。石渡先生はどう思いますか?
いしわたり:
今回、話を聞いていまして、やっぱり武井社長の企業展開のテーマでもあるように「人と人とをつなぐ」ということや、若手の起業家を育てようといったことは、私も手助けしていきたいと思いますね。埼玉は、総生産も高く、ギリシャ一国並みの経済記録を持つくらいのポテンシャルを持っていて、流通、交通の要となるような潜在力もあるんですね。そして、起業をしやすい環境も作っているんですね。その1つとして資金調達の際に第三者保証人を立てなくても大丈夫なケースが増えましたし、あとは、武井社長のように「応援する」「励ましをする」そういった人間が少しでも増えてくれることがいいと思います。若い人にチャンスを与え、夢とロマンを持っていただきたいという気持ちです。増殖の連鎖といった仕組みを作り上げていく埼玉を作っていきたい。それを使いやすく工夫していくのが埼玉県であるようにしていきたいです。
武井:
今日は、こうやって話ができてよかったです。 僕もこれから企業の輪を広げていきますし、埼玉県にも貢献していきたいので、いろんな意味で活用できたら是非してください! それから今の若い人達に、政治に対しての興味やきっかけも作ってあげられればいいなと思いますね。これからも「人」としての付き合いをさせて頂きたいですね。今日はありがとうございました。
西田・いしわたり:
こちらこそありがとうございました。

写真:西田氏

  • 西田 実仁(にしだ まこと)

  • 1962生まれ。
  • 慶應義塾高校、慶應義塾大学経済学部を卒業。大学二年時に中国・北京に留学。 昭和61年4月、㈱東洋経済新報社に入社。「会社四季報」記者のほか、税金、年金、中小企業、アジア等を担当。 「週刊東洋経済」副編集長を最後に退社。
  • http://www.nishida-makoto.jp

写真:いしわたり氏

  • いしわたり 豊(いしわたり ゆたか)

  • 1955年生まれ。
  • 東洋大学経済学部卒。東芝メディカル(株)を経て、平成5年より9年間、国会議員第一秘書。 平成15年4月、埼玉県議会議員に初当選。現在1期目。
  • http://www.ishiwatari-online.com